食品と栄養
食品に含まれる“栄養”とは、生物が自分自身の生命を保ち、自己の体構成分を作り、また成長していくために、必要な成分を食品などから摂取することをいい、その摂取される成分のことを栄養素といいます。
人間に必要な栄養素には、三大栄養素と知られる炭水化物・タンパク質・脂肪と、ビタミン、ミネラル(カルシウム・鉄など)の五種類に大きく分けられ、食品などから補います。
食物は年齢,性別,労働条件などによって異なるエネルギー所要量を満たさねばならず、栄養成分の不足があると栄養失調となり、むくみ・脈搏の異常・貧血などの症状をきたすことになります。
また、十分な量の食物をとっていても、その内容に偏りがある場合、特定の栄養素が不足するということも起こります。
そのため近年では、普通の食品とは別に、サプリメントなどで不足しがちな栄養成分を補う人々が増えています。
食品に含まれる三大栄養素の働き
食品に含まれる栄養素(三大栄養素)は、それぞれ体内でどのような働きをするのでしょうか。
乳製品や大豆などの食品に含まれる“タンパク質”は、筋肉・内臓など、体を作る栄養成分として重要です。
人体の14〜19パーセントはタンパク質からできており、これは水分についで多い割合です。
穀類などの食品に含まれる“炭水化物”は、人間にとって大切なエネルギー源となる栄養成分です。
消化によってブドウ糖などの単糖類に分解され、余分となった炭水化物は、グリコーゲンや中性脂肪のかたちで、体内に蓄えられます。
バターや肉類などの食品に多く含まれる“脂肪”は、エネルギー源としても使われますが、ホルモンや細胞膜、角膜など、体を作る上でも大切な栄養素です。
脂肪はとりすぎると体脂肪を増やす原因となります。